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<山葉ちゃんの防犯対策>
・ドアスコープには、マスクを掛けて部屋の中を見えなくする
・玄関ポストの部屋側の穴には、マスキングテープを貼って撮れなくする
居ない時間帯把握されて、宗教勧誘の人が巡回で来るようになったり、空き巣が入ったり等、男女関係なく一人暮らしって危ないですから、皆さんもご注意ください。
+α【質問:「あの女友達の名前は何?」の回答】
「EP.5」いかがだったでしょうか。
今回は、就活もまだやってない、社会に出る前の鈴木君と川崎君のお話でした。
社会人の現在と違って、ちょっと川崎君の方が精神的に大人でしたね。

「EP.5」を少しづつ投稿していた当時、GRAVITYというSNSで、今回の「EP.5」に関するコメントとして『女友達の名前は何?』というものが大変多かったので、今回はこの質問の回答コーナーを作りました。

結論から言うと、
名前はありません。
理由は、この「EP.5」が鈴木さんの記憶のお話だからです。

彼、または彼女たちは、
鈴木さんにとってその程度の人間なんです。
だから、現在の鈴木さんが自分の記憶を辿った時、もう名前が出てこないんです。
なぜなら、そもそも現在の社会人3年目の鈴木さんからすると、もう6〜7年前の出来事だからです。全く会わなくなった人間、重要ではない情報は、どんどん消えていていくように人間は出来ています。だから、鈴木さんにとってそんなに重要ではない人達の記憶は、もう薄くなっているのです。
当時、こういう顔をしたこういう服装だった人物と、こんな場所で、こんな会話をしたという出来事は覚えています。だから、「EP.5」はこういう展開にしました。

せっかくコーナー設けたので、今回はゆっくり解説しますね。
人間って時間が経つにつれて、どんどん忘れていく生き物です。
「EP.5-4〜EP.5-10」までは背景がほとんど無かったり、白くぼんやりさせています。これは現在の鈴木さんにとっては、古い記憶だから、もう記憶が欠け始めてしまい、伊槻さんの事以外が曖昧になっているからです。伊槻さんの元彼である男友達に名前を呼びかけるシーンが無いのは、役割が少ないキャラだからではなくて、鈴木さんとこの元彼の男友達が友達としてつるんだ期間が短かった為、現在の鈴木さんの記憶が薄くなってるからです。

しかし、「EP.5−11〜EP.5−13」は背景がはっきりしています。

これは、鈴木さんが伊槻さんとやっと2人きりになれて楽しかった出来事だからです。

時間が経った今でも鮮明に覚えているぐらい当時、嬉しかったのです…。でもまぁ「EP.5−14」で、急にそれどころではなくなるんですけどね。

それと、この「EP.5」は、伊槻さんともう1人印象的な女の子が登場しましたね。

鈴木さんに告白したこの女の子です。
この女の子に関しては、GRAVITYの配信で「名前は何?」「名前はいつ登場するの?」というコメントを本当よくいただきました。ありがとうござます🙇♀️
残念ながら彼女には、
名前はありません。
今までもこれからもずーーっと名無しです。

彼女の告白は、鈴木さんにとってインパクトがある出来事ではあったから、会話内容はよく覚えてはいます。
でもまぁその後も、鈴木さんにとっては、特に目立つ出来事もなかったのでしょう。現在の鈴木さんは、名前を思い出せないぐらい覚えてません。

ここまで読むと、鈴木さんが何だか忘れっぽい人間に感じる人もいるかもしれませんが、これは「普通」の事です。冒頭でも言いましたが、現在の社会人3年目の鈴木さんからすると、もう6〜7年前の出来事です。疎遠になった人間、重要ではない情報が、消えていていたり、薄くなっている方が普通です。
だって、小学校入学したばかりの子が、中学生になるぐらい時間経ってるんですよ?正直、鈴木さんは当時のをかなり覚えてる方です🤣普通、もっと覚えてないものだと思いますww

6〜7年前の出来事であるこの「EP.5」は、時系列的には、「EP.5-4〜EP.5-8」は大学1年生、「EP.5-9以降」は大学2年生です。つまり、伊槻さんは大学1年生の頃から、ちゃんと留学したり、インターン行ったりして、計画的に行動し、努力してる人だったんですねぇ。

伊槻さんのお腹の締まり具合が分かる服をよく着せたのも、視覚的にも「この人は努力できる人ですよ」という情報を伝える為に、設定したものです。スタイルキープって、日々の努力の塊ですからねぇ…。すごい…。

そんな頑張り屋な伊槻さんの将来は、「EP.4」の通りでございます。どうかお幸せに🙏

「EP.4−1」に帰ると、伊槻さんの現在があります。

もう社会人なので、大学生の時より髪の明るさを落として、ちょっとパーマも当たってて、色々大人っぽく変わった伊槻さんです。
使うスマホも変わりました。
もうアイフォンユーザーではありません。
グー●ルピ●セルユーザーです。
付き合う男も変わりました。
背景をよく見ると、女性の部屋っぽくないんですよね。これは、伊槻さん側から彼氏さんの家に転がり込んで、同棲して、ゴールインしましたよと言う意味で描いた背景です。
鈴木さんと全く関係ない場所で、鈴木さんの知らない人を好きになり、暮らし、幸せになっています。
そんな伊槻さんのゴールインまでの慣れ染め話を、鈴木さんは友達づてに知るかもしれませんね。ドンマイ、鈴木さん😉
▼裏設定
ここからは、告白してきたあの女の子の裏設定です。

彼女が鈴木さんと2人きりになった後、ずーーーっとスマホを握っているのですが、気になりませんでしたか?これには理由があります。

実はこの子、
ずっと撮ってるんです。

スマホのカメラがほとんどのコマで鈴木さんに向けられ続けています。

レンズに指が多少重なってたり、

カメラに鈴木さんの顔が入ってない角度の時があったり、

緊張のせいで、カメラの方向が鈴木さんの居ない正面を向いている時もありますが、スマホを握り続け、鈴木さんを撮り続けています。
皆さんは気付きましたか?

この子は、ネットにあげようとかそんな理由じゃないんです。
お守りみたいにずっと自分用に持っていたくて撮ってるんです。

絶対辛い!けど、ふと見返して、この時の思い出を輝かせたい夢見る複雑乙女系キャラです。
鈴木さんとちゃんと会話をしたこの時を、好きだって言った時を、覚えていたいだけなんです。
この告白をした後も、きっとこの子は、鈴木さんとの仲が進展しないかなって期待した日があったり、ときめいたりした時間があったと思うのですが、残念ながら鈴木さんには届いていないし、覚えてもいません。将来彼女が、「あぁそんな時期もあったな」と思い、そっとこの動画を消せてるといいですね。
ちなみに、

鈴木さんはカメラに勘付いています。

「もしかして?」と思ったから、
「大丈夫?カバン持とうか?」と聞いています。
これは、持っているカバンに対して何かしら動作をさせた時に、スマホ画面がチラッと見えないかなと期待しての質問です。

鈴木さんがすぐ川崎君に電話をかけるのは、カバンを持つ事を断られたので、スマホ画面が確認できなかったからです。つまり、川崎君は保険です。
「足疲れてない?」と聞きながら、少し女の子に近づいているのは、優しいフリしてスマホ画面をチラッと見ようとしている動作です。でも残念ながら、画面を伏せられた為、見えませんでしたね。

川崎君との電話が切れた後、女の子が顔を赤らめて「言いたいことがある」なんて愛の告白を期待できそうな流れ出したのに、「僕は一体何をやらかしたんでしょうか?」と不安げに聞くのは、鈴木さんが鈍感キャラになったのではなく、女の子のスマホが気になっているから出てきた言動です。鈴木さんは、この女の子がなんで自分を撮ってるのかまだ分からないですし、そもそも撮ってるかどうか自体もハッキリしてませんからねぇ。

「EP.5-29〜5-36」の鈴木さんが、女の子にすごく紳士的で丁寧な対応しているのは、こういう理由からでした。


結局、鈴木さんはこの女の子が撮っているかどうかが確認出来ないまま、そして追及もしないまま、この日は終わっています。
スマホに関しては、「緊張してたから手に何か持っていたくてスマホを握ってただけなのかもな」とか、適当な理由を後付けして、杞憂だったと軽く流しています。「もしかして撮ってた?」と言って更に追い詰めもしていません。もう既に、告白断って傷つけてますし、伊槻さんもこの場に居ますからね。

そんな訳で、この女の子は、撮りながら告白するという大胆な行動をしたけどバレなかったため、鈴木さんに告白してきた女の子の1人としてカウントされただけの存在になってしまい、鈴木さんに忘れられつつある為、名前がございません。
「EP.5」の終わりに

「EP.4」から「EP.5」にかけて、鈴木さんが時間と共に成長していく所を皆さんと一緒に見届けられたことを心から嬉しく思います。
伊槻さんが自分の知らない人と幸せになる連絡を見た時の気分。
グループチャットで、そのやりとりを動くのを淡々と眺めてる時の気分。
その気分のまま会社行っちゃいけないから、イヤホンでニュースとか音楽聞いて気持ち切り替えてる時の気分。
会社着いていざ仕事始まると、忘れちゃってる時の気分。
でも、仕事の区切りがつくとふと思い出す時の気分。
一人で電車で帰りながら昔を思い出す時の気分。
山葉ちゃんからのお返しの箱を開ける時の気分。
みんなの人生のステージが変わった事を実感する時の気分。
これからも鈴木さんは大変なんですが、それも乗り越えて、より成熟していってほしいですね。
実はこのEP.5、本来は山葉ちゃんのエピソードを描く予定でした。しかし当時の私は、「このまま漫画活動を続けていけないのではないか」と迷っていた時期で、もしかするとここで最後になってしまうかもしれない――そう思った時に、「どうしても描いておきたい」と感じたお話の中で、本編の時系列や長さの面でも差し込めるエピソードとして、鈴木さんの過去が一番ふさわしいと判断し、予定を変更して描くことにしました。
結果的に鈴木さんを深く掘り下げることができ、今では描いてよかったと心から思っています。
「EP.5」を少しづつ投稿していた当時に読んで下さっていた皆さん、そして今こうしてお読み下さっている皆さん、本当にありがとうございます。皆さんの応援のおかげで、なんとか物語を続けられております。
これからも一緒に山葉ちゃん達を見守っていただけると幸いです。